はじめての一人暮らし。住み始めてわかった物件探しのポイントとは?

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はじめての一人暮らし。住み始めてわかった物件探しのポイントとは?2019.5.31[kimama Interview]

大きなデスクに複数台のモニターをセットし、大好きなゲームに熱中できる環境を築いたRさん。こだわりの空間を実現できた一方で、住み慣れてきたからこその悩みもあるとか。Rさんの悩みは、部屋探しのヒントになるかも?

Profile
■Rさん(19歳) ■職業:アパレル販売員 ■居住地:神奈川県
■家賃:6万5000円 ■間取り:1R ■築年数:11年

一人暮らしをしたきっかけは?

憧れがあって2年前に上京
Rさんの実家は大阪。東京で一人暮らしを始めたきっかけは進学や就職ではなく、純粋に「一人で暮らしてみたい!」という好奇心からだったそう。
「もともと一人暮らしに憧れがあって2年前に上京しました。両親も協力的で、友人がいまの住まいの近くに住んでいたので、遊びに来たついでに部屋探しを始め、5〜6件内見してこの部屋に出会えました。」

この物件を選んだ理由は何?

立地面、隣接する部屋がないのもポイント!
東京と神奈川の県境にあり、都心のターミナル駅に乗り入れる鉄道路線の駅に近いRさんのお部屋。物件選びの一番のポイントは"立地"だったそう。
「駅から徒歩5分ほどで周辺も栄えていますし、スーパーマーケットやコンビニも近所にあるので生活がしやすそうだと感じました。また、一人暮らしの部屋ってユニットバスが多いのですが、お風呂とトイレが別だったことも気に入りました」
いざ入居してみると、各部屋が廊下で隔てられ、隣同士が隣接していないセパレートタイプの物件の魅力にも気付いたとか。
「部屋同士で挟まれていないので隣の音に悩まされることもありませんし、逆に自分の部屋に友だちが遊びにきても、常識やマナーを守っていればトラブルになりません。これは住んでみてから感じたメリットですね。」

お部屋のこだわりポイントを教えて!

とにかくゲームに熱中しやすい環境を
Rさんにとって、ゲームに集中できる至福の空間。
ワンルームとなると、モノがところ狭しとあふれてしまうことが珍しくないが、Rさんの部屋のインテリアはベッド、デスク、そして収納棚などといたってシンプル。
「モノを置いたりして部屋を飾ることがあんまり得意ではなくて(苦笑)。ただ、部屋のスペースを犠牲にしても、大きな机としっかりとした椅子を置いてみたいとは思っていました。ゲームが好きなので、とにかくゲームに集中しやすい環境をつくってみたかったんです。」
仕事がお休みの日は部屋で過ごすことがほとんど。朝起きてから寝るまで、10時間以上ゲームに没頭することもあるのだそう。ただし、入居から約2年、少し“欲”も出てきたようで……。
「いまとなれば、収納スペースはもっと大きければよかったなと。シューズボックスもクローゼットもあったので、引っ越す前は十分だと思っていましたが、いざ暮らし始めると服や本が増えてきてしまって……。また、猫を飼ってみたいんですけど、ここは動物厳禁。次に住む部屋を探すとしたら、ペット可のところがいいなと思っています。」
デスクにはさまざまなゲーム機やコントローラーが並ぶ。/没頭したゲームソフトたち。

一人暮らしを経験してよかったことを教えて!

自由だからこそ自己管理も学べる
実家暮らしのときは「たまにする程度」だった料理も、いまでは基本的に自炊。気分転換に外食することも。
「一人暮らしの一番のメリットは自由なところです。自分がやりたいことを『やりたい!』と思ったときにできるのはすごく楽しい。友だちと遅くまで遊んでいても誰にも怒られないし、『今日は何を食べよう?』っていうのも自分次第ですよね。誰かに合わせる必要がないのは、自分には合っていると感じました。また、家事の大変さを知れたことも大きいです。自由にできる反面、その責任はすべて自分にある。いかに自己管理をしていくかということに意識的になれたと思います。」

Message

将来、一人暮らしの経験は生きてくるはず!

「もしできるなら、一人暮らしはオススメですね。掃除、洗濯など、はじめは面倒くさくて、ゴミ出しのルールひとつに慣れるのも大変でした。ただ、それ以上に楽しいことがたくさんあるし、将来的に誰かと一緒に暮らすことになっても、この経験は生かされるはず。もし結婚するとしたら、相手にも一人暮らしは経験しておいてほしいですね(笑)。」